韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」の代表を務めるジョン・ムンホンが、1月30日に記者会見を開き、63kgと70kgのトーナメントを発表する意向だという。
そして、63kgトーナメントには8人のファイターが集結し、大晦日のRIZIN.40でフアン・アーチュレッタに惜敗した、キム・スーチョルと朝倉海をKOしている、ムン・ジェフンも出場するようである。
スーチョルのトーナメント出場が決定すれば、今年のRIZIN出場が厳しくなり、RIZINバンタム級戦線にも大きな影響を与えるだろう。RIZINバンタム級は、現王者の堀口恭司がフライ級に転向するため、ベルトが返上される見込みである。RIZINバンタム級グランプリ覇者の扇久保博正を倒し、タイトルに最も近かったスーチョルが、今年のRIZINに出場しないのであれば、バンタム級タイトルマッチにふさわしい選手は誰になるのだろうか?
1年以上試合間隔が空いているものの元王者の実績をもつ朝倉海か、それとも大晦日に瀧澤謙太を圧倒した井上直樹か、はたまた5連勝中と勢いの止まらない元谷友貴か、、、
いずれにせよ、この3名がタイトルに絡んでくることは間違いないだろう。近年は、RIZINフェザー級の熱にやや押されがちなバンタム級だが、ファン待望の「朝倉海 vs. 井上直樹」などが決まれば盛り上げること間違いないないだろう。
引き続き、今後のバンタム級の動向にも注視していきたい。
※アイキャッチはRIZIN公式サイトより引用