1月20日に、元K-1王者の安保瑠輝也が自身のYouTubeチャンネルを更新。安保は、「朝倉未来が平本蓮を訴える件について」と題し、今話題となっている朝倉未来と平本蓮の訴訟騒動について見解を述べた。
以下では、安保の発言を抜粋してまとめていこう。
・朝倉未来と平本蓮の訴訟騒動について
「正直、俺はいつかこうなると思ってた。ていうのも、平本がRIZINに行ってから、俺がゲーオ倒してチャンピオンなった時あるやん? あん時から、俺へのイジりみたいなのから始まって、俺はすぐ反応するからそういうのを数年やってるねんけど。俺は、誹謗中傷されてそこまで訴えたいみたいなのはないけど、ただ周りの選手とかにやってることに対しては、それって格闘家としてやる必要あることなん?って思うことは多々ある」
安保は、平本の煽りや誹謗中傷が訴訟騒動にまで発展することを読んでいたようだ。
・例えばどのようなこと?
「最近ブレイキングダウンのこと悪く言うやんか、それは世間の声として実際にある話ではあるからええんやけど、例えばその対戦することが絶対にない、こめおとかYUSHIさんとかバン仲村さんとか、こういうところに対しても凄い誹謗中傷とかやってるやんか。格闘家として自分が戦いたい、倒したい相手に対して煽るとか、そういうのをやるのは全然構わんと思うし、むしろやったほうが良いと思うけど、(平本は)対戦に対しての煽りと誹謗中傷を履き違えてるんかなっていう」
安保は、平本が格闘家が試合を盛り上げるために使う煽りと、他人を悪く言うだけの誹謗中傷を履き違えていると指摘。
・平本のTwitterについて
「確かに(平本の)ツイートとかたまにおもろいから見たりすんねんな。でも、俺が一番嫌いなんが、家族とかさ、その人と関係ないこと言ったりするやん? 俺あれがめっちゃ嫌いで、なんか人を傷つける煽りになってしまってるよな。人を煽るにしてもそれは本当に良くないと思う」
安保は、平本のツイートが当該者以外の関係ない人物まで巻き込んでいることを指摘し、強い嫌悪感を示した。
・朝倉未来について
「ファンの意見では、格闘家なんやったら拳で黙らしたらいいやんっていう意見もあったりして、確かにそれは俺もわかると思う。俺がもし未来さんならそうするかなと思う。俺もだって平本と戦いたいし。ただ、未来さんの感情になって考えると、格が違うやん? やってきたMMAのさ。(格が)違うのがひとつあるのと、あとそういった下品な煽り、誹謗中傷とかしてそれで対戦がもし決まるのであれば、それが正しい対戦相手に対する煽りなんかなってなって格闘技界自体が。そういう選手が増えたら格闘技っていい方向に向かっていかへんやん」
安保は、朝倉未来側の視点で考え、平本の煽りで試合が成立すれば、そのやり方が正しい方法と認識されかねないと指摘する。
・平本蓮について
「平本がいつも言ってる、ブレイキングダウンを子どもたちが格闘技やと思って憧れたりしたら、格闘技界にとってマズいことになるとかさ、そんな風に思われたくないみたいに言ってたけど、『お前そもそもやってること子どもたちに誇れることなんか』っていう、俺はホンマにそう思ってるから。誹謗中傷ってひとくくりやから難しい部分もあるけど、暴露であったり家族のことで言ったり、そういうのは絶対必要ないと思うな。何につながってんのって感じ。そういった所をたぶん、未来さんは思ってるんじゃないかな」
「間違いなく言えるのは、平本のやり方は間違えてる絶対に」
「あのやり方って100%人の恨み買ってるから。あれを気分良く見てるやつは、正直頭おかしいと思う」
安保は、平本の過激なツイートに対し、絶対にやり方を間違えていると非難した。そして、子どもたちへの影響を引き合いにブレイキングダウンを批判する平本に対し、平本のやり方が子どもたちに誇れることなのかと諭した。
以上が、動画内での安保の発言のまとめである。動画のコメント欄では、「まさに正論」や「説得力すごい」などのコメントが多く寄せられた。
今後、舌戦から訴訟騒動にまで発展した朝倉と平本の決着はどうつくのか? これからも両者の動向を追っていこう。
※アイキャッチは安保瑠輝也のツイートより引用