2022年の大晦日、RIZIN.40のリングサイドにロシア人初のUFCライト級王者であるハビブ・ヌルマゴメドフ(MMA戦績29勝無敗)が現れた。現役引退後も伝説の選手として存在感を放つハビブは、「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」の先鋒を担ったガジ・ラバダノフのセコンドとして来日した。
ハビブのそばで全面対抗戦を観戦したBellator代表のスコット・コーカーは、次のように語っている。
「ハビブは、今日の大会を見て感じて、『信じられない、こんなに盛り上がっているのか』と驚いていたよ。私は『MMAはここで始まったんだ』と伝えたんだ。」
このように、RIZINのいつも以上に気合の入った演出は、世界最強のファイターをも魅了したようである。
また、ハビブは、ラバダノフと武田光司の試合後に、さいたまスーパーアリーナのリングに上がり激闘の末に敗れた武田の手をあげて健闘を讃えた。
果たして、この大会を機にハビブ率いる「ダゲスタン軍団」が日本にも送り込まれることになるのだろうか?