堀江圭功(ほりえ よしのり)の試合を一度でも見た人は、THE RIZING STAR という異名が彼に如何にマッチしているかがわかるだろう。ノーモーションから稲妻のように相手選手の顔面に飛んで来る強烈なフック。
ノールック、ノーモーションで一瞬のうちにレバーにめり込むボディブロー。彼のファイトは本当にいつも一寸先は闇。どんなに不利な状況でも稲妻一閃で全てをひっくり返すパワーと可能性を秘めている。
そんなファイトとは対照的な、コミカルなキャラクターと愛らしいマスクのギャップも彼の魅力であり、多くのファンを魅了している。
堀江は「もっと評価されてもいい選手」と、先輩格闘家達からも評価が高く、これから更に大きな実績が期待されている。堀江圭功がどうやってここまで強くなったのか、今回は堀江圭功を丸裸にしていこう。
※画像URL:https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782696/rc/2021/11/28/a584be157219dd174e690f439c772cd8d936531a_xlarge.jpg(RIZIN公式HPより引用)
堀江圭功のプロフィール
名前: 堀江圭功
生年月日: 1995年5月10日
出身地: 長崎県・佐世保
身長: 172cm
体重: 66.0kg
戦績 : 12勝3敗(6KO )
階級 : フェザー級
所属: ALLIANCE
獲得タイトル : ー
入場局: 東方神起 「Champion」
バックボーン : 柔道・ウーシュー散打・コンバットサンボ
公式HP : ー
Twitter: @yossy05101
Instagram: yosinoriyosinori
YouTube: 堀江圭功 よっちゃんねる
アパレル : ー
ファンクラブ : ー
今年で27歳になり、これからの更なる成長が期待される堀江圭功。彼がこれまでどんな格闘人生を歩んできたのか、まずは彼の幼少時代から見ていこう。
空手少年からUFCデビューへ
長崎県、佐世保市で生まれた堀江は小学校2年の時に伝統空手の流派の一つ、剛柔流空手を始める。堀口恭司も伝統空手がバックボーンだが、堀口の流派は松濤館流だそうだ。堀江は鋭い踏み込みからの強烈なフックを武器としているが、この頃に伝統空手で培った踏み込みのスピードが今にも活かされているのだろう。
その後は地元・佐世保市のシスイ柔術で約半年間ブラジリアン柔術を習い、総合格闘家になるために高校卒業後に上京する。この頃からUFCのチャンピオンになる事を夢見ていたと言う。
上京後は、髙阪剛主宰のALLIANCEに入門。ここでMMA選手としてのあらゆる技術を学ぶ。三年間しっかりと身体を作り、技術を蓄積し、2016年10月2日、PANCRASE.281でMMAプロデビューが決まる。
楳原嵩に3-0の判定でデビュー戦での勝利を飾ると、そこからいきなりの6連勝!パンクラスの新人王戦と言えるネオブラッド・トーナメント フェザー級 を全試合KOで優勝するなど、一気に格闘技界の注目を浴びる事になる。
快進撃を続ける堀江が次に当たったのは元キング・オブ・パンクラシストの田村一聖。10歳上のベテラン田村か、若き勢いの堀江が勝つのか、注目の一戦となった。
試合が始まると、お互い強力な一発を持っている事もあり、距離をとりながら牽制しあう展開に。そんな中で堀江は強烈な左ボディを入れるなどして、田村に圧力をかける。お互いの力が拮抗したまま試合は2Rへ。再び両者距離を取り牽制する中、一瞬の隙を見て田村が大振りの強烈なフックを堀江にヒットさせる。
このフックに手ごたえを感じたか、田村は一気にラッシュを畳みかける。堀江は必死に抵抗するが、さらに大きく振った田村のパンチが堀江の顔面を捉え、たまらず堀江は床に転がる。休む暇を与えず田村はハンマーの様な拳でパウンドを雨の様に堀江の上に降らせる。危険を感じたレフェリーが試合をストップし、堀江のTKO負けとなった。
UFCへの挑戦と挫折
痛い敗戦を喫した堀江だったが、その後は2試合連続で1RTKO勝利! その前の6連勝も含めての高い実績が認められ、堀江はついに2019年7月27日、UFCデビューを掴み取った。
UFCチャンピオンになるために長崎から上京したという堀江が、ついに自身の夢に一歩近づいたのだ。
対戦相手のダオドゥはUFCで連戦連勝、全成績を見ても当時は11戦して9勝、敗北は1試合のみと快進撃を続けていた。明らかに堀江の格闘人生にとって最強の相手。黒光りする鋼のような肉体に堀江はどう立ち向かうのか。
1Rが始まると堀江は非常に軽やかなステップワークでダオドゥとの距離を保つ。そしてダオドゥがローを放った瞬間、伝統空手で仕込まれた素早い踏み込みと共に堀江が放った強烈なカウンター右フックがダオドゥの顔面にヒット。
戦績から見てもダオドゥが明らかに有利と見えたが、堀江の一発には全てをひっくり返す力があるから勝負はわからない。ここでは深追いせずに再び堀江はフットワークをつかいダオドゥを翻弄しながら、またもや一瞬で前に踏み込んでの右フックでダオドゥをなぎ倒す。その後もフットワークを使い相手に有効打を許さず。なんと大方の予想を裏切り、第1Rを優勢で終える。
2Rは流石にダオドゥも堀江の右への警戒を強め、1R程パンチが当たらなくなる。と同時にダオドゥは距離を詰めていき、首相撲からの膝を度々ヒットさせる。
3Rになると、堀江のステップはややキレを失い、さらに堀江の右を完全に見切ったダオドゥがグイグイ距離を詰め、組みついてからのショートパンチ、膝、肘で堀江を一気に追い詰めていく。
一旦離れて距離を取っての打ち合いに持ち込みたい堀江だが、再び掴まれ、骨を砕かんばかりの強烈な膝が堀江のボディに入る。悶絶する堀江にダオドゥは強烈な左ハイキックをモロに顔面にヒットさせ、堀江はマットに沈んだ。
結果はTKO負け、しかもこの一戦でUFCからリリースされてしまった。だがまだまだ若い堀江には、いくらでも再チャレンジのチャンスはある。次のUFC挑戦のチャンスが来るのをファンも待ち遠しい事だろう。
UFC挑戦から帰国後、次戦のパンクラスの試合で内村洋二郎に3-0の判定で勝利し、これでパンクラス3連勝。ここでキング・オブ・パンクラスに王手をかけるべく、タイトル挑戦権をかけて中島太一と拳を交える。
1Rのゴングが鳴ると堀江は距離をとりながらローキックやジャブで中島を牽制する。中島は堀江をケージに押し込んでグラウンドに持ち込もうとするが、朝倉未来も認める腰の強さをもつ堀江、そう簡単には倒れない。打ち合いのどさくさに紛れて度々テイクダウンを狙うが、堀江はしっかりと踏ん張り切り、1Rを終える。
2ラウンドに入っても一進一退の攻防が続く。中島は堀江の足を取ってテイクダウンに持ち込みたいが、堀江は簡単には倒れない。後半は近距離での打ち合いになり、両者大きなチャンスは掴めずに2R終了のゴングが鳴る。
最終回、距離を取ってパンチを打つ堀江に対し、中島はとにかく距離を詰め、テイクダウンのチャンスを伺う。しかしなかなかテイクダウンには至らず、堀江をケージに押し込み続ける塩漬け状態が続く。中島が距離を詰め組みに行き、堀江が組み状態から逃れてパンチやローキックを打つ、そしてまた中島が詰めに行く、という消耗戦を繰り返し、試合は終了。難しいジャッジとなったが、結果は1-2のスプリット判定で堀江は敗北した。
UFCからリリースされ、惜しくもキンング・オブ・パクラス挑戦権も逃してしまい、当面の目標を失ったかに見えた堀江だったが、ここで再びビッグチャンスが訪れる。
RIZINでの快進撃
元UFCファイターで、戦績も素晴らしく、アグレッシブなファイトスタイルも評価され、堀江は2021月3月21日、RIZINの出場権を獲得した。
RIZINデビューの相手は、ここ10戦で引き分けを含む負け無し、堀江の一足早くRIZINデビュー果たしKOで勝利している関鉄矢だ。
試合が始まると、両者距離を取りながら一進一退の打撃戦を繰り広げる。
1Rは大きな展開は無く2Rへ。
ラウンド開始1分頃に堀江のキレのある左ストレートが関の顔面を捉えるが、そのすぐ後に堀江のローキックに対し関がカウンターで右、左、ミドルキックからの飛び膝とラッシュを仕掛け、一瞬しゃがみ込んで立ち上がろうとする堀江に、さらに強烈なワンツーを堀江の鼻頭にヒットさせ、一気に畳みかける。
堀江はたまらず組みついて一旦立て直しを図る。態勢を立て直すと、再び距離を取りながら冷静にローキックやカウンターを当てていき有効打を積み重ねる。ラウンド終了間際に関の右ストレートが堀江の顔面を捉えるが、ここでゴング。
勝負は最終ラウンドへ。ここまで両者どちらが勝ってもおかしくない、互角の勝負を繰り広げてきたが、第3R開始約一分で試合は大きく動く。
関の出した右ストレートに対し、堀江は完璧なタイミングで右ストレートのカウンターを関の顎にぶち込む。まるで格闘技の漫画に出て来るような完璧なカウンターであった。マットにうずくまる関に堀江は容赦ないパウンドを浴びせ、ここでレフェリーストップ。堀江は見事なTKO勝利でRIZINデビューを飾った。
元UFCファイター同士の対決
ここで勢いづいた堀江は2021年9月19日、あのマネル・ケイプを破った佐々木優流迦と対戦する。
1R前半は佐々木のパワーに押され、コーナーに押し込まれながら膠着状態となり、お互いに細かく膝を打ち合う展開に。一旦ストップがかかりスタンディングに戻ると堀江はキレのあるローや変則的なハイキックで佐々木にダメージを与える。
2Rが始まると早々に再び佐々木にコーナーまで押し込まれるが、堀江は身体を上手くターンして打撃戦に持ち込む。鋭いミドルを入れると、お返しと言わんばかりの佐々木がハイキックを放ち、堀江にギリギリでガードされると、「やるな」と言わんばかりにニヤリと笑みを見せる。
一進一退の攻防が続き、業を煮やした佐々木が堀江の足を取ろうとすると、それをかわし、佐々木が立ち上がる瞬間のスキを狙って強烈なボディからの右ストレートを喰らわせる。ここから均衡がやや崩れ、堀江の攻撃が当たり始める。打撃戦は劣勢と見たか、佐々木がタックルをしかけるも堀江は完全に見切って綺麗にかわす。堀江が優勢のまま2Rは終了。
ここで勝利を確信したのか、3R開始間際に堀江は笑顔で右手の拳を大きく挙げる。
3R開始早々に堀江は強烈なストレートを佐々木にヒットさせ、一瞬マットに転がるも、ここは何とか踏ん張って素早く起き上がる。流れを変えたい佐々木は再び堀江をコーナーに追い詰め足を取り、得意の寝技に持ち込もうとするが、想像以上に腰が強い堀江はなかなか倒れない。
堀江は足を取られてもお構いなしにパウンドと肘を連打する。その隙に佐々木が渾身の力をこめて堀江を転がせるが、堀江は佐々木に腰を掴まれながらも立ち上がると言う恐ろしい下半身の力を見せつけ、客席からは拍手が巻き起こる。
試合終了間近にも佐々木は堀江の足を取って転がすが、堀江はまるでバネのように一瞬で立ち上がり、佐々木にまったくチャンスを与えない。結局佐々木はスタンディングでの闘いを余儀なくされる。試合終了間際に堀江は佐々木を挑発し、挑発に乗って佐々木がパンチをうつ素振りを見せた瞬間にカウンターのワンツーを綺麗にヒットさせ試合は終了。
フタをあけると佐々木に良いところを一つも出させずに3-0で堀江の完勝だった。
試合後は長崎弁で「KOで勝ちた、勝ち、勝ちたかったけど倒せんかったばい」と嚙みながら語り周囲の笑いを誘うと言うお茶目な部分も見せた。
一方完敗した佐々木だが、試合後インタビューでは「全然自分の中で(もっと)良くなれると思ってるので、作り直そうと思っています」と前向きな姿勢をアピールした。
金網での流血ファイト!
強敵相手に完勝といえる内容での連勝。大きく評価を上げて行く堀江は、更に実績を積み、より大きな大舞台に少しでも早く上がるために、わずか2か月後、RIZIN TRRIGER 1st に参戦する。
対戦相手の中田大貴は非常にタフなファイターな上に、かつて堀江をKOしたあの田村一聖を1RでKOするという、一発の破壊力も持っている。双方が強力な一撃を持っているだけに、緊迫した試合展開になると予想された。
試合が始まると、両者スタンディングで打ち合う姿勢を見せ、すぐに堀江の右フックが中田の顔面を捉える。さらに間髪入れず堀江は飛び膝を繰り出す。クリーンヒットとまでいかないが確実に中田にプレッシャーを与える。その後、金網を背にしてからの堀江のフルスイングのワンツーが鈍い音を立てて中田の顔面にヒット、続けて前進する中田に合わせて強力な左ボディを合わせ、堀江陣営から「効いた効いた!」と声が上がる。
圧倒的に試合は堀江優勢、かに見えたが、その後も有効打を次々に浴びながら中田はグイグイ前に出て来る。血に染まった歯をむき出しにして、不敵な笑みを浮かべながら、堀江にプレッシャーをかけて来る中田の気迫に恐れを感じたのか、堀江は徐々に後退しはじめる。
メンタル面の影響が出たのか、徐々に中田のパンチが堀江にヒットし始める。1R後半、なかなか倒れない中田に焦りを感じたか、堀江が一気にインファイトを仕掛けるがそこに上手くカウンターを合わせて来るので、堀江はなかなか勝負を決められない。
血に染まった顔面に笑みを浮かべて迫ってくるのだから、堀江にとってはいろいろな意味で恐怖を感じたであろう。私であればとっくに金網によじ登って助けを求めている。
前半は堀江が圧倒したが、後半からはやや堀江が押され気味で1R終了。
2R開始前、佐々木優流迦の時とはうって変わって、堀江は非常に険しい表情で中田を見つめる。
2Rが始まると、1Rに引き続き中田がひたすら前進してくる。堀江は有効打を次々に浴びせるも中田は暴走特急の如く止まる事は無い。再び堀江は後退していく。
実は堀江は1R序盤で拳を右手骨折し、思いっきり拳を振れる状態ではなかったという。
中田の圧力に嫌気がさした堀江は自ら中田をテイクダウンし、得意な打ち合いからグラウンドに勝負を持って行く。グラウンドでの展開は予想していなかったのか、中田はうまく立ち回る事が出来ない。堀江はハーフガードからコツコツとパンチを当てていき、有効打を稼いでいく。そのまま決両者に決定的なチャンスは訪れず3Rへ。
拳を破壊してしまった堀江だが、グラウンド勝負に勝機を見出したか、3Rのゴングが鳴るとすぐに堀江は中田からテイクダウンを奪う。再びコツコツとパウンドで有効打を稼ぐも、中田はなんとか立ち上がり、テイクダウンやグラウンドでポイント負けしていることも考えてか、捨て身の猛攻を仕掛けて来る。
これ以上中田との打ち合いに付き合いたくない堀江は、中田が立ち上がる度にテイクダウンを繰り返し、最終ラウンドは終了。ゴングがなった後、この凄まじい死闘を終えた両者は、抱き合って互いの健闘を称えた。
試合後インタビューで堀江は中田の事を「思った以上にタフ」「気持ちの強い選手、本当に死んでもいいと思っている選手だと感じた」と彼の不屈の闘志を称えた。
RIZINデビューから無傷の3連勝。しかもどの試合でも、白熱した死闘を演じたまさにRIZINに舞い降りたRIZING STAR、堀江圭功だが、拳の治療に専念しているのか、この試合以降、未だ次戦のカードは組まれていない。
だが決して堀江の闘志が消えたわけでは無い。ツイッターでは頻繁に練習している姿を公開し、「試合が決まってない今でも常にかなり良い準備ができて強くなっている」と、今後の試合への意気込みもアピールしている。そんな堀江圭功からはまだまだ目が離せない。
堀江圭功の知りたいトコ!
堀江選手はあがり症?
堀江の練習パートナーも務めている、RIZINのスター選手、朝倉未来が自身のチャンネルで「堀江君は何故か試合になるとちょっと弱くなる。緊張しいで」と彼について語っている。
試合でも恐ろしく強く見えるが、練習ではもっと強いらしく、佐々木優流迦戦の時には、朝倉とその周囲で「いつもより全然動き悪いな」と語っていたそうだ。本番でも堀江らしく試合ができるようにメンタルが強化されたら今後のRIZINを背負う逸材になる可能性も十分にありそうだ。
過去にお金目的でホ〇ビに出演!?
堀江は6年程前、なんと渋谷で声をかけられてホ〇ビに出演した事を彼自身のYoutubeやSNSで公開している。ツイッターでは「1時間もしないで確か2万円を貰ったけどかなりデカかった!立ちっぱなしで8時間やるバイト2日分を短時間で超えて格闘技に向き合えた!
今はかなり辛いけど生きている限り俺は夢を追いかけることができる!
そして同性愛者じゃなく女性が好き!
格闘技をするために生きていくお金のタメやった!」
1時間もしないで確か2万円を貰ったけどかなりデカかった!立ちっぱなしで8時間やるバイト2日分を短時間で超えて格闘技に向き合えた!
今はかなり辛いけど生きている限り俺は夢を追いかけることができる!
そして同性愛者じゃなく女性が好き!
格闘技をするために生きていくお金のタメやった!— Yoshinori Horie 堀江圭功 (@yossy05101) December 26, 2021
と語る様に、格闘技の為なら何でもやるという、堀江の熱い格闘技愛を表す美談として多くのファンから称賛を受けた。
実はかなりコメディアン体質
堀江のYoutubeチャンネルを覗いてみると、格闘家としての顔以外にも、堀江のキャラクターが伺える。「先輩に突然100万円貸して」と言われたらどうするのか、という企画や、先輩が突然堀江の自宅に突撃して、寝起きドッキリ&自宅を公開してしまう等、身体を張った企画でYoutubeチャンネルの方もなかなかに人気なようだ。
まとめ
ここまで”RIZING STAR”堀江圭功選手のストーリーを見てきたがいかがだっただろうか?伝統空手に裏付けられた一瞬で敵との間合いを詰める踏み込み、強烈なパンチ。そして柔術で鍛えられた、押しても引いても倒れない強い腰。
スタンディングでのファイトを得意とする選手は寝技に持ち込まれると厳しい闘いを強いられる事が多いが、そもそも寝技に持ち込ませないという、鉄壁のグラウンドディフェンスを持つ堀江は、RIZINのトップファイターに食い込んでいく可能性は十二分にある。
これから堀井はどのように進化していくのだろうか。寝技を鍛えていくにしても、さらに攻撃バリエーションを増やすにしても、まだまだ伸びしろがたっぷり残されている。
いつか堀井が「RIZINのRIZING STAR」から、「世界のRIZING STAR」と呼ばれる日を夢見て、これからも皆さんと堀井圭功を応援していきたい。
※画像URL:https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782696/rc/2021/09/19/d01af60fc477aebeb7a4f5021caf2d02f44af416_xlarge.jpg(RIZIN公式HPより引用)
※アイキャッチはRIZINの公式HPより引用