大会名:湘南美容クリニック presents RIZIN.40
開催日:2022年12月31日
時間 :12:00開場 / 14:00開始
会場 :さいたまスーパーアリーナ(アクセス)
- 視聴方法と価格
- 生配信で視聴
・U-Next
・Abema TV ←オススメ!
・RIZIN Stream Pass
会場で観戦する場合
・チケット情報の購入方法
価格
・前売り:4,320 ~ 4,800 円
・当日 :4,752 ~ 5,280 円
試合速報
14:00 開始
- 試合順はこちら
- 第1試合/YUSHI vs.中澤達也
第2試合/“ブラックパンサー”ベイノア vs. 宇佐美正パトリック
第3試合/中原由貴 vs. 鈴木千裕
第4試合/ジョニー・ケース vs. 大尊伸光
第5試合/元谷友貴 vs. ホジェリオ・ボントリン
第6試合/平本蓮 vs. X
第7試合/所英男 vs. ジョン・ドッドソン
第8試合/スダリオ剛 vs. ジュニア・タファ
第9試合/井上直樹 vs. 瀧澤謙太
第10試合/伊澤星花 vs. パク・シウ
第11試合/武田光司 vs. ガジ・ラバダノフ
第12試合/キム・スーチョル vs. フアン・アーチュレッタ
第13試合/扇久保博正 vs. 堀口恭司
第14試合/クレベル・コイケ vs. パトリシオ・ピットブル
第15試合/ホベルト・サトシ・ソウザ vs. AJ・マッキー
第1試合 YUSHI vs. 中澤達也 MMA 3分3R 62.0kg
1R
開始間もなくYUSHIのローに中澤がハイキックを合わせ、YUSHIにクリーンヒット。YUSHIはダウンするもののすぐに立つが、下がってロープを背負う。
中澤が間もなく距離を詰めるが、両者クリンチに。クリンチの展開からはYSUHIが組み崩しテイクダウン。
グラウンドではYUSHIがうまくコントロールし、バックに回りポジションキープ。四の字ロックでバックからパウンド。バックボトム、バックトップからもうまくせめてチャンスを与えない。そのまま1Rが終了。
2R
YUSHIはパンチで距離を詰めてすぐにテイクダウンにいく。1Rで手ごたえを感じたか。ガードトップからじっくりとパスガードし、そのままYUSHIがマウント。中澤が嫌がって後ろを向くが、YUSHIはバックにつきポジションを堅持。グラウンドに大きな実力差。
バックにつくとYUSHIはパウンドに。中澤どうにか動いてエスケープのチャンスをうかがうが、YUSHIのキープがかなり安定している。
残り10秒で中澤立つも、逃げられずにYUSHIがグラウンドへ引き戻す。
3R
YUSHIのローに中澤が右ストレートを合わせる。YUSHIは2Rとは違いかなり慎重に様子見。間もなくクリンチの機会があり、逃さずYUSHIがきっちりテイクダウン。中澤はなすすべのない展開になってきたか。
グラウンドではガードトップからもYUSHIがパウンドを落とす。中澤くやしいか、ボトムから「こいや」と挑発するものの、YUSHIはマイペースにパウンド。パスガード後はYUSHIが肘を落としていく。かなり強く当たっている。
残り10秒でYUSHIは中澤の腕をとりアームバーをセット。腕は伸びているが中澤タップしない。試合は一方的な展開のまま終了。
ジャッジは三者すべてYUSHIを支持。中澤もタップしない意地を見せたが、YUSHIが完勝。実力差を見せつけたグラウンドの展開にYUSHIの練習量を感じる試合となった。YUSHIが明確な強さを見せたという点でオープニングマッチとしてはまずまず。
第2試合 ”ブラックパンサー” ベイノア vs. 宇佐美正パトリック MMA 5分3R 71.0kg
1R
両者中距離で差し合い。宇佐美のローに対し、ベイノアはローに加え、ジャブ、前足のロー、ミドルでバリエーションをつけていく。ベイノアのバリエーションを前に、宇佐美はやや前に出にくそうにも見えるがさて。
宇佐美はおもむろに素早いステップイン。軽くジャブを出した左を使いそのまま左フック。これがベイノアの顔面にクリーンヒットし、ベイノアは後方にうつ伏せに失神。
まるで交通事故。宇佐美の衝撃的なKO勝利で幕。試合時間はわずか45秒。
第3試合 中原由貴 vs. 鈴木千裕 MMA 5分3R 66.0kg
1R
右構えの鈴木に対し、左構えの中原。右対左らしく両者距離が遠い。特に外をとっているのが中原。ジャブや前足のローで県政するのは鈴木、対する中原はステップインからのパンチで対応。
スタンディングでは両者目立ったコンタクトはなく、間もなく中原がクリンチへ。中原が鈴木をロープに押し込んでテイクダウンを狙うが、鈴木はコーナーでテイクダウンをうまくディフェンス。中原のテイクダウントライは1分を超え、一度投げに成功するも鈴木倒れない。スクランブルにならずブレイク、スタンディングでリセット。
中原、テイクダウンを見せたことを布石に今度は打撃で組み立てる。鈴木はテイクダウンに意識をとられているか、中原の左ストレートに対応できない。中原が今度は左をかなりのびのびと振って当てている。
前に出てくる中原を相手に鈴木は腹をくくったか、ロープを背負いながら右フックで受けて立つ。鈴木のパンチが当たったか、鈴木は前に出ると右フック、左フック右フックと強振。応戦する中原の横っ面に最後の右フックを当てると中原が吹っ飛ばされるようにダウン。
そのままレフェリーがストップ。試合時間1R 4分44秒。2試合目につづきかなりエキサイティングな試合。鈴木はマイクで榊原社長に来年にはタイトルマッチさせてくれと直訴。会場をうまくあたためた。
小休憩
突如コーナーからK-1ファイターの芦澤竜誠が入場。ナマズ音頭なる歌を歌いながら陽気に登場。
マイクにて
「来年はRIZINでMMAをやりたい」
「しかしキックでやり残した相手がいる」
「皇治いるか」
と皇治を指名。武尊も天心も倒せなかった皇治を自分がKOすると宣言。また、皇治を雑魚と罵り、なんのルールでやりたいかと挑発。ファンにアンケートで聞いてルールを決定するとした。
対する皇治は芦澤を “おさかな君” と呼び、カラオケで戦うかと皇治らしく応戦。かかってこいと挑発を返し、芦澤は皇治に向かおうとするがスタッフが制した。
来年は芦澤 vs. 皇治の試合が見れそうだ。
第4試合 ジョニー・ケース vs. 大尊伸光 MMA 5分3R 71.0kg
1R
プレッシャーをかけるのは太尊。ケースは距離をとって、パンチで飛び込む。
1度目のケースのステップイン&ジャブは太尊がうまくかわすも、2度目のケースのステップイン&ロングフックは太尊のこめかみあたりをとらえる。コツンと頭を揺らされた太尊はダウンするが、ケースの追撃にそなえる。
ケースは一拍ののちダウンした太尊へパウンドの嵐。荒々しい連打を前に亀になる太尊。たまらずレフェリーがストップする。わずか36秒の出来事。
3連続で1RKO決着。会場のテンションがあがる。太尊の得意な打撃もケースの前では差を見せつけられてしまった。
第5試合 元谷友貴 vs. ホジェリオ・ボントリン MMA 5分3R 61.0kg
1R
ローで先手を取るのは元谷。ボントリンは被弾しながらも前に出る。ボントリンはいつの間にかサウスポーにスイッチし、踏み込みながら左を振り、そのままクリンチへ。
クリンチでは元谷がコーナーで押し込まれる展開。間もなくブレイク。
元谷はローで組み立てなおし、サウスポーの相手に有効な右も混ぜていく。ボントリンは構わず前に出て組んでいく。先と同じ展開でボントリンは元谷をコーナーへ押し込む。元谷は組肘や首相撲から膝で応戦。一度下がらせるも、ボントリンは再度組みつく。コーナーを背負うのは元谷だが危なげない展開に見える。ブレイク。
スタンディングが再開するもすぐに組みの展開へ。元谷が首相撲で優位をとり、ボントリンはクリンチを組み立てられず、テイクダウントライもままならない。三度目のブレイク。
今度はコーナーを背負う元谷にボントリンがパンチを振るうが、元谷は左フックやストレートで応戦。今度は自分から首相撲と膝を混ぜながら打撃を当てていく元谷。かなりいい組み立て。1R終了。元UFCファイターに何もさせていない。
2R
打撃の展開が増える。というのもボントリンが失速、クリンチでも組み立てられず困っているか。対する元谷は左フックやミドルでうまく打撃を当てている。
打撃の合間でもつれたところ、ボントリンは元谷のバックにつき、テイクダウンを狙う。ボントリンのポジションもよく狙いもタイミングもかなりよかったが元谷がテイクダウンを許さない。元谷、素晴らしい対処。ブレイク後に再度組み付くボントリンのテイクダウンも安定させず。
ボントリン、打撃で組み立てるしかなさそうだが、元谷はミドルとパンチで打撃で主導権を握る。これは一方的になってきたか。
元谷、パンチをうまく当てると下がるボントリンに対して強烈な右の三日月蹴り。効いたボントリンを元谷が詰めると、ボントリンはタックルで打撃から逃げる。
「待ってました」とばかりに元谷がボントリンの顔面に膝。これも強烈。ボントリンは仰向けに倒れ、意識がとんだか。元谷はパウンドで襲い掛かるもレフェリーがすぐにストップ。2R 2分56秒で元谷のKO勝利。
手放しで称賛せざるを得ない素晴らしい勝利。元谷本人はこの上なく会心の手ごたえを感じたのではないか。
―――――さて、次は肝心の平本の対戦相手。なんと梅野源治と判明。これはある程度は期待に応えてくれたといえるカード。
第6試合 平本蓮 vs. 梅野源治 立ち技ルール 3分2R
3ノックダウンでパンチのみよるエキシビション。ちなみに梅野のセコンドには久保優太、平本のセコンドにはシバターの姿。
1R
距離をとる梅野、ハイガードからジャブを出してアウトファイト。平本はどっしりと構え、プレッシャーをかけて前に出る。
平本落ち着いているが、梅野のほうが先に出力しペースをあげているか、左フックをうまく平本にあてている。しかし、梅野は左フックにバリエーションが少ないか、平本が梅野の左を把握しはじめジャブやストレートを当て始める。1R終了。
2R
相変わらずハイペースな梅野だが、平本はじっくり前に出る。1Rと違い梅野の左が当たらない。平本が距離を詰めて右を当てる仕事に取り掛かる。平本はワンツーで崩したり、梅野の左に右をあわせはじめる。体格差もあるだろう。
平本残り1分でサウスポーへスイッチ。これは奇襲か、ワンアクションで右に戻す。平本は完全に距離を掌握し、ジャブで梅野の顔に突き刺す。距離を詰める平本のワンツーに対し梅野の応戦の左フック。
この梅野の左フック、平本は完全にタイミングを把握していただろう、狙いすましたように平本からのカウンターの左フック。これがゴングとほぼ同時に梅野の顔面をとらえ梅野は崩れるようにダウン。
勝敗は試合終了によるドローだが、ゴングがなければこれは平本のKO勝利。6分間で完全にパンチを掌握しカウンターできっちり打ち取り、平本がレベルの違いを見せつけた。
RIZINによるサプライズ発表&休憩
平本はマイクで榊原社長に「来年は勝負の年なので強い選手をください」と要求。榊原は選手を準備済みとのことで、用意した選手は斎藤裕。2023年春はや4月頃に斎藤裕と平本連が激突。
平本はついでのようにマイクで「朝倉未来が会場にいたが、バファリンを飲んでおくように」と挑発。これに対し朝倉未来が中指を立てると会場は盛り上がる。平本と朝倉のプロらしいファンサービス。
また榊原は2023年に朝倉未来の試合も用意したとのことで、対戦相手は牛久絢太郎。クレベルに負けた両者が激突。会場は休憩にはいった。
第7試合 所英男 vs. ジョン・ドッドソン MMA 5分3R 57.0kg
1R
開始早々飛び込んで膝蹴りを繰り出す所英男。ドッドソンの下腹部をかすったか、数秒ストップ。所はバツの悪そうな顔。再開。
ドッドソンはサウスポーで素早い踏み込みから左の強いボディストレートで踏み込む。170㎝の所に対し160㎝のドッドソンがプレッシャーをかける。所はコーナー際で応援する姿勢。
しかしこれを餌に、素早くコーナーから所が脱出。しかしドッドソンは走るように反対のコーナーまで所を追いかける。そこで背中越しに顔面を左で素早く殴ると、効いたのものあり所はロープにはねられ転倒。仰向けで天を仰ぐ所の眼前にはドッドソンのパウンド。
怪力のドッドソンはいくつかパウンドを落とすと所は失神。レフェリーが試合をストップ。1R1分43秒。
メジャーリーガー・元UFCのドッドソンがとうとうRIZINに登場。45歳の所英男に対して今大会いちのミスマッチだったか。57.0kg級なので、堀口 vs. 扇久保との勝者との対戦濃厚とみる。
第8試合 スダリオ剛 vs. ジュニア・タファ MMA 5分3R 120.0kg
1R
タファより遠くに位置取りするのがスダリオ。サウスポーに構えて軽やかにステップ。前足や後ろ足のローで主導権奪取を試みる。
スダリオがかなりのびやかに戦っているように見えたが、タファが突然、非常に速い左フックでスダリオを急襲。これをもらったスダリオはダウンするも、すぐに立ち上がる。体制を立て直すために下がるスダリオに対しタファが距離を詰め、大きく速い右。ラリアットのようなまさにサモアンフック、スダリオの顔面をきれいにはとらえなかったものの、威力が強くスダリオがダウン。
ダウンしながらスダリオはしっかりタファを見据えるが、タファはスダリオのリカバリーを許すまじと強打をまとめてスダリオは被弾。被弾が続いたためにあえなくレフェリーがストップ。1R1分38秒KO。
スダリオ手痛い敗戦。自らがストライキングを武器にするも、相手は本職のキックボクサーといってもいいキャリア。課題が見えた試合なだけに次につなげるための収穫としてほしいところ。
なんとパッキャオが登場、さらなるサプライズ
ここでアイ・オブ・ザ・タイガーの入場曲にのって、なんとマニー・パッキャオが登場。RIZINと契約をして2023年に戦うとのこと。日本人のファイターと戦うとのこと。
フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオというボクシングの二大巨頭が立つRIZINのリングに立つことに。これはかなりキャッチーなニュース。パッキャオは66㎏程度が適正。対戦相手の発表はまだあとだが、注目が集まりそうだ。
第9試合 井上直樹 vs. 瀧澤謙太 MMA 5分3R 61.0kg
1R
まずは右のバックスピンキックであいさつする瀧澤、前足のミドルや後ろ足のローをうまく出す。ややゆったり目に構える瀧澤に対し、非常に速い出入りで組み立てる井上。カーフやステップインのワンツーで主導権を取りに行く。瀧澤の前足に井上のジャブがうまく当たっているが、瀧澤は被弾後に強打で応戦、主導権を渡さぬ気概が感じ取れる。
井上は再度ステップインで組み立てると思いきや、今度はジャブではなくレベルチェンジ。井上が非常に速いタックルからテイクダウンに成功。
井上は無理にパスせずサイドハーフからトップキープ。1分以上トップキープするが瀧澤がエスケープできる兆しはなし。井上は肩と肘を使い強いパウンドを落としていく。残り30秒で井上はパスガード。サイドはさすがに安定させない瀧澤、うまくサイドハーフに戻すが瀧澤はおびただしい出血。肘で切ったようだ。
2R
瀧澤はローキックを見せすぎているか、井上はテイクダウンの布石もあるために瀧澤のローを右ストレートできれいにカウンター。スタンディングでパンチがあたったあとは井上テイクダウン。教科書のような組み立て。今度はトップキープするよりはやくさっさとパスガード。
井上がよく動くので瀧澤もスクランブルの機会があるか、瀧澤がトップをとる場面も。しかし、井上はボトムからトライアングルアームバーなどの圧力でいとも簡単にトップを取り返す。瀧澤もニンジャチョークなどを狙いながら応戦するも、サブミッションディフェンスはお手の物の井上。
カットする瀧澤の眉を肘でこすりながら、井上がサイドトップからV1アームロックをセット。V1ではなくストレートアームバーのように肘を極め、瀧澤がタップ。素晴らしい一本勝利。2R3分53秒。
井上ははにかみつつもある程度しっかりとマイクで話し成長を見せた。
第10試合 伊澤星花 vs. パク・シウ MMA 5分3R 49.0kg
1R
先手を取るのは伊澤、ローで圧力をかける。パクがコーナーにつまったのを見て開始50秒早々にテイクダウントライにいく伊澤。これは失敗。
パクは右だが時折左にスイッチ。伊澤の左ローをキャッチしてストレートでカウンター。伊澤にとって脅威だが、伊澤はスタンディングを継続せずクリンチを選択。スタンディングでパクのバックにつく。テイクダウンはできなかった伊澤だが、四の字でパクにおぶさることに成功。伊澤は有利なポジションだがおぶさる方もガスを使いがちな状態。パクは立ちながら耐える。
残り1分、一度は降りた伊澤だが再度おぶさる。パクはバックにつかれた状態で倒れないもののできることがない。伊澤は固まるパクに対して後ろからパンチや肘を放っていく。残り数秒で離れるが数発のパンチの交換で1R終了。
2R
立ち上がりから左右にスイッチするパク、テイクダウンを警戒しながらどのように組み立てるかだが・・・。様子を見てワンツーで入るパク。伊澤は先手を取られたか、テイクダウンで応戦するもタイミングが悪くパクに切られる。
しかし伊澤絶対に逃がさずバックにつく。ここは素晴らしいチャージだが、パクもここでバックで安定されると負けに一直線、力を使い伊澤のバックを拒否。
伊澤はポジションを奪うためのスクランブルを仕掛け続ける。パクはこれに対し、上からチョークで応戦。極まることはないだろうが、伊澤に対しいいテイクダウンディフェンスとして機能している。
残り1分でブレイク。
打撃戦になるが、打撃はパクのターン。しかし伊澤も打撃で応戦、一歩もひかない。伊澤にテイクダウンのプレッシャーがある点が大きいか。
3R
頭から突っ込む伊澤に速く強い打撃をまとめるパク。伊澤頭から突っ込みクリンチに行く。よい強引さだが、パクが突き放すように跳ね返す。伊澤がグラウンドに背中をつけて対峙するがパクはスタンディングを継続。かなり緊張感の強い展開。
強い打撃で組み立てようとするパクに対し、突っ込む伊澤。しかし今度は跳ね返さずグラウンドバックをとるパク。うまくキープしパンチも当てるが数十秒で伊澤がエスケープ。スタンディングからリセット。
打撃をまとめたいパクにやはり組み付く伊澤。腹をくくったかパクも組みの展開を受けて立つ。伊澤はフロントチョークでぱくのテイクダウンをディフェンス。
振りほどいたパクはグラウンドにいる伊澤に対し意を決したような踏みつけ。鬼気迫る攻撃。伊澤は疲れたような顔で自分の足をパクの足に絡ませるが、パクは構わずパウンド。伊澤被弾する。
その中で伊澤は足関節をとる。しかしこれは極まらない。ブレイクしたあとはもみ合いながらパクが打撃で伊澤に襲い掛かるが、決定打を許さないまま試合終了。コントロールしていた時間では伊澤だが、ダメージを与えていたのはパクか。さて、判定はいかに。
判定はジャッジのひとりがパクを支持するも、ふたりのジャッジが伊澤を支持。2-1のスプリット・ディシジョンによる伊澤の判定勝ちでRIZIN女子スーパーアトム級王者に。接戦を制した。
伊澤はマイクで「パク選手は本当に強くて怖かった」と胸中を吐露しつつパクを称賛。パクも「日本のみなさま」と日本語で挨拶し、泣きながら挨拶。会場から両者に温かい拍手が。激闘と呼ぶにふさわしい素晴らしい試合。
アントニオ猪木追悼式&休憩
2022年10月1日に亡くなったアントニオ猪木氏を追悼し、高田延彦氏が挨拶。
アントニオ猪木はモハメド・アリとの試合を通じて異種格闘技戦をメジャーにしたMMAのパイオニアであり、日本に格闘技の市場を広げた業界のキーマンでした。
このあとの5試合はRIZIN vs. Bellatorの対抗戦。
第11試合 武田光司 vs. ガジ・ラバダノフ MMA 5分3R 71.0kg
オーソドックスのラバダノフに対してサウスポーの武田。両者慎重な立ち上がり。ローやミドルで組み立てるラバダノフに対し、パンチで入っていく武田。
2分30秒ほどお互い様子見のように打撃を交換するが、手の内を見せているのは武田か。ここでラバダノフがステップインと素早い右で急襲。パンチを見せるのはほぼはじめてに近い。面食らった武田は対応できずまともに被弾。武田は後ろに倒れ尻もち、さらに追撃を許すも驚異的な打たれ強さでリカバリー。なんと武田立ち上がる。
その後も一息をつかせずラバダノフは右の強振で武田を攻撃。武田はやはりこの右に対応できず被弾。その後の展開でもラバダノフが幾度と武田を右で叩く。しかし武田が打たれ強い。
2R
同じような展開、ラバダノフがキックをするも武田はキャッチ。ラバダノフは構わず右を振るとやはりこの右が武田に当たってしまう。武田はスタンディングに突破口がなさそうに見える。
武田にクリンチの機会があり、ラバダノフをコーナーに張り付けるが相手はあのヌルマゴメドフと同じチームのタゲスタン・レスラー。テイクダウンを許してくれない。1分ほど組み付くがブレイク。
ラバダノフ、右のパンチを当てても倒れない武田にやや困っているか、自分から組み立てない。もしくは優勢なので現状を維持しているか疲れたのか。武田がローや左で攻勢に出る。しかしラバダノフはうまく被弾を避けているように見える。
残り40秒、ラバダノフが武田に対し逆にテイクダウンを仕掛けるが、武田はきっちり切る。武田、ガスが豊富でレスリングもまた素晴らしい。武田がラバダノフの勢いを押し返す兆し。
3R
ラバダノフに打撃を当てていこうという意思が見て取れるも、武田は3Rとは思えないキビキビとした動き。しかし前に出たラバダノフはレスリングを仕掛け、武田をテイクダウン。さすがタゲスタン・レスラーと言いたいところだが、ラバダノフのバックからの攻勢を武田がしのぎ、前方へ回転。逆にポジションを奪い返す武田。しかし安定せず立ち上がり両者クリンチを継続。
残り2分30秒、ラバダノフはそのまま武田の足を取りテイクダウントライ。武田はしっかり上からつぶし、北米にはない四点ポジションから頭部への膝。会場がわく。
ラバダノフはそれにもめげすひたすらクリンチからレスリングを仕掛け続ける。ラバダノフは残りの時間をレスリングで攻め続けたいだろう、武田は厳しい時間だが、残り30秒ほどでラバダノフを振りほどく。
打撃で反撃に出んと意を決しただろう武田だが、クリンチの膝がかち合い武田がスリップ気味に倒れる。マットに背をつける武田にパウンドで追撃するラバダノフ。素晴らしい追撃だが、武田はローブローをアピール。残り時間は少なくそのまま試合終了。
判定は3-0でラバダノフの勝利。ダメージもコントロールもラバダノフで間違いないが、ラバダノフからすると嫌な相手だっただろう。両者お互いに称える。勝ったラバダノフのもとへと、リングに上がるヌルマゴメドフの姿。
ラバダノフは「日本のMMAファンは世界一」とマイクでファンサービス。
第12試合 キム・スーチョル vs. フアン・アーチュレッタ MMA 5分3R 61.0kg
1R
スーチョルはかなりハイペースな展開を作ろうとしているように仕掛ける。打撃からすぐにテイクダウンを仕掛けるもアーチュレッタはいとも簡単にテイクダウンを返す。なんともパワー差を感じる。
立ち上がるもスーチョルは変わらず速い展開を作り仕掛けていく。今度はアーチュレッタがスーチョルの打撃にクリンチを合わせるが、スーチョルはフロントチョークをキャッチ。狙っていたか、素晴らしいセット。
しかしアーチュレッタは落ち着いて対処。まずはスタンディングのまま一拍おき、グラウンドにスーチョルを押し付けると落ち着いてスーチョルのセットを外す。立ち上がるもそのままアーチュレッタはコーナーにスーチョルを押し付けてテイクダウントライ。スーチョルは口や鼻から出血。スーチョルはテイクダウンを許さない。両者離れる。
打撃戦、アーチュレッタがパンチを仕掛けるがスーチョルはボクシングで応戦。スーチョルの右がうまく当たっているように見える。アーチュレッタ少なくともこの被弾は望ましくなく、打撃をやりたくなさそうに見える。
アーチュレッタはレスリングを仕掛けるが、ここもスーチョルはしのぎ打撃戦へ。決定打がないまま1R終了
2R
アーチュレッタは左フックから飛び込むがスーチョルは冷静に対処、よく見ている。反対にスーチョルは打撃を返していく。さらにアーチュレッタのステップインの左アッパーにカウンターを合わせるスーチョル。
アーチュレッタは仕掛けをやめ待ちを選択。スーチョルのターン、打撃を散らすがここでアーチュレッタがカウンターのタックル。素晴らしい選択。アーチュレッタはトップキープするも、1分に満たずスーチョルがエスケープ。これはアーチュレッタ嫌だろう。
しかしリセットのスタンディングではまたアーチュレッタがスーチョルにレスリングを仕掛ける。スーチョルはガスを使わせつつさらにうまくしのぐ。攻撃されコントロールタイムは奪われているものの、アーチュレッタ相手に善処しているともいえる。
その後もスーチョルはテイクダウンされトップキープされるが、その間アーチュレッタに対してローキックも当てている。これはダメージになっているように見える。アーチュレッタがレスリングでコントロールしたまま2R終了。両者のガスの残量はいかに。
3R
両者ハグでラウンド開始。アーチュレッタは直ちにテイクダウンにいかずに打撃戦を展開。スーチョルのチャンスか、打撃戦ではスーチョルがパンチをうまく当てているように見える。少なくとも効いているのでは。効いたのかもうれたか、アーチュレッタに対しスーチョルがトップをとる。しかし展開を作れずブレイク。残り3分程度。
アーチュレッタまだ仕掛けない、ガスがシビアなのはアーチュレッタか。スーチョルがアーチュレッタを逃がさず殴っていくという雰囲気。3Rとは思えない鋭いステップインからスーチョルはボディも混ぜて殴っていく。アーチュレッタは手を出すと殴られそうで、手数が少ない。スーチョルがうまくパンチを当てている。
残り80秒でアーチュレッタがテイクダウンを仕掛ける。アーチュレッタはどうしても倒したいだろうが、スーチョルはどうしても倒れたくないという試合。
スーチョルはテイクダウンをディフェンスしつつ、首をとる。タイトにセットされているように見えたが、アーチュレッタがグラウンドに逃げ、回転し、うまくポイントをずらしてエスケープ。とても惜しいセット。
ブレイクから残り10秒、スーチョルはノーガードで詰め寄るも試合は終了。スーチョルがやや悔しそうな表情。判定はいかに。
ジャッジは2-1でアーチュレッタを支持。スプリットでもおかしくない接戦。スーチョル大善戦。これも白熱した素晴らしい試合。今日の試合はどの試合も心と心がぶつかり合うような試合ばかり。
第13試合 扇久保博正 vs. 堀口恭司 MMA 5分3R 57.0kg
1R
カーフで入っていったのは堀口。扇久保はきっちりカット。扇久保はどっしり構えているが、前に出て右を強振も見せる。強打のプレッシャーで戦うか扇久保。お見合いから再度扇久保が近づいて右を強振、逃げる堀口をそのまま捕まえバックにつく。しかしテイクダウンは仕掛けられない扇久保。
ロープ際で堀口が向き直し、反対に扇久保をコーナーに押し付ける。残り3分、堀口は扇久保の太ももに強い膝を打ち込んでいく。今度は残り2分15秒で扇久保が入れ替えて堀口をコーナーに追い込む。しかし堀口はエスケープ。
スタンディングでリセット、残り2分。堀口はとんでもない速さのステップインからパンチを見せるが、扇久保は右でカウンターを打ち返す。撃たれ弱い被弾をしたくない堀口にとってこれはよい対応。
しかしそこは堀口、攻めのバリエーションが多く、ときにテイクダウンを混ぜ散らす。さらに、すでに二度カットされているカーフキックを強く振っていく。扇久保の左足は紫色に変色、思わず下がったところを堀口がパンチで追撃。足が効かないか扇久保は背中をつける。パウンドでフィニッシュにいくが時間は残り20秒ほど。そのままR終了。
2R
足が痛い扇久保はサウスポー。しかし足が効かないか、今度は堀口の打撃を回避できない。パンチが当たる堀口はバックについてテイクダウンへ。バックについたまま扇久保をグラウンドへ引きずりこむ。残り3分以上、時間はたっぷり。
扇久保、落ち着いてはいるが、エスケープはするのが難しいか。うまく動いてスクランブルになるが、堀口はことごとくトップをとる。しかし残り2分、堀口がポジションを作ろうと動いたところを狙い、扇久保はガードトップを取る。扇久保としては一息というところ、さてここからどう組み立てるか扇久保。
ガードトップのまま扇久保は1分を過ごすが残り1分でパスガードを狙う。片足はパスした扇久保だが、20秒ほどで堀口はガードへ戻す。そのまま2R終了。さて、消耗しているのはどちらか。
3R
意を決したように前に出る扇久保に、堀口がカウンターのパンチ。これが当たり扇久保ダウン。しかし意識はしっかり持っており、グラウンドへ追撃する堀口に対応。堀口はトップから肩固めをセットするが、扇久保はやり過ごす。
スクランブルから扇久保がトップを奪うが、堀口は攻めさせない。さらなるスクランブルから扇久保が今度はフロントチョークをセットするが、堀口はなんなく対処しトップを再奪取。残り3分弱。
時間がない扇久保は下から動くが、堀口のキープ力が強くエスケープさせない。残り2分を切ると堀口はパスガードをしてサイドハーフ。ここでは焦らずキープ。しかし残り1分で扇久保が暴れてエスケープ。
スタンディングで扇久保は果敢に前に出て強い右を振っていくが、堀口は冷静にカウンターで対処。堀口はそのまま組み付きチャンスを与えない。扇久保からは出血。そのまま堀口はレスリングで扇久保を振り回し、試合終了。
3-0の判定で堀口が完勝。
第14試合 クレベル・コイケ vs. パトリシオ・ピットブル MMA 5分3R 66.0kg
1R
両者慎重な立ち上がり。クレベルは腰を落として構え、ローを出していく。手を出さずにプレッシャーをかけるピットブルに対しクレベルはテイクダウンから引き込み。そのまま足を絡めとっていくがピットブルは難なくエスケープ。
何度もテイクダウンを仕掛けるクレベルだがパトリシオは冷静に対処。手を出さずにクレベルの攻撃をすべて出させる横綱相撲のような組み立て。残り2分強、コーナーに詰まったクレベル相手にワンツーを放っていく。セットアップが完了したか。
クレベルも気持ちのこもったパンチで強振していくが、パトリシオはあくまで冷静。終始自分から動くことをしないパトリシオ。パンチはいつでも当てることができるという具合だろうか。ポイントはクレベルなので、少なくともパトリシオを焦らせたい。
残り30秒でパトリシオが強烈なロー。しかし前に出るパトリシオに対し、クレベルがきれいな首投げ。柔道であればきれいな一本。プレッシャーをかけてもクレベルは強いパンチで押し返しているのが大きい。クレベルはいい流れで1Rを終えた。
2R
引き続き静かな立ち上がり。クレベルの前蹴りが機能しているが、経過1分でクレベルとピットブルの消耗度にやや差を感じる。ピットブルは90秒ほど静かにプレッシャーをかけ続けている。出したとしてもロー。クレベルはこのプレッシャーをどうにか押し返しているという感じ。
残り3分、前に出ていくのがクレベル。しかしテイクダウンにはならず。ピットブルから残り時間を着実に奪っていっているようにも見える。残り2分、試合の半分以上の時間が経過。そろそろピットブルは仕掛けなければいけないが。
クレベルもピットブルのプレッシャーに慣れたか、前蹴りでピットブルを押し返すパターンができてきた。肘も見せるクレベル。
残り1分、手を出してきたクレベル相手にパンチを打ち返しヒットさせるピットブル。一発で終わらせる威力があるピットブルだけに緊張感があるが致命傷にはならず。クレベルがうまく試合を運んだまま2R終了。クレベルの体力も持ちそうに見える。
3R
パトリシオのプレッシャーに負けずに前に出るクレベル。気が強い。組み付いて引き込むクレベルだが、パトリシオは付き合わない。残り4分、猪木アリ状態のままパトリシオが仕掛けず時間をかける。
RIZINのレフェリーであればブレイクしているところだが、北米のレフェリーは残り3分を切ってやっとブレイク。残り2分40秒。
前に出て前蹴りを放つのはクレベル。パトリシオが困っているか。クレベル右ストレートから組み付いて足を外からかけて組み崩し。パトリシオからトップを取った。パウンドで攻めるが、ピットブルが立ってしまう。残り2分。
クレベルが前に出てパンチを当てていき、再度組み付き。今度は引き込みに成功。ボトムからパンチを放つクレベルだがパトリシオも上から殴り返す。グラウンドにいるクレベルに対しサッカーボールキックを狙うパトリシオ。
猪木アリ状態のまま残りは30秒に。残り10秒でやっとブレイク。最後はパトリシオがパンチを当て、クレベルは蹴りを返すが空振り。試合終了。
ジャッジは3-0でパトリシオを支持。クレベルの勝利もあり得るかという空気は流れたものの、ジャッジはパンチのダメージを与えたピットブルに軍配を上げた。クレベルは悔し泣きに顔をゆがめながら退場。
第15試合 ホベルト・サトシ・ソウザ vs. AJ・マッキー MMA 5分3R 71.0kg
1R
サウスポーに構えるのはマッキー。距離を取るサトシに対しマッキー強烈なサイドキック。40秒経過時点でサトシがテイクダウントライ。そのまま引き込みに成功し、ボトムから組み立てる。しかしマッキーはトップから安定的。関節も仕掛けさせないしポジションも作らせない。むしろマッキーはトップからパウンドや肘を打っていく。これまでの相手と違う。
残り三分。マッキーはコーナーまでサトシを運び柔術を封じる。サトシもどうにかボトムから動くものの、マッキーがとにかく重い。肘やパウンドが当たり大きな衝撃音が響く。サトシどうする。
残り2分でサトシが両足をグイと伸ばし、マッキーの首にかける。三角をセットしたいが、胸をしっかり張ったマッキーのディフェンスは堅牢。残り一分、サトシは左腕をマッキーの左膝の裏にひっかけ足を取る動きを見せるが、ここもマッキーは焦らず。足を取るふりをしつつ再度三角をセットせんと足を首にかけるがマッキー崩れない。
マッキーは反対にRIZINで許された踏みつけを積極的に使っていく。R終了。
2R
マッキーの左ミドルに対しサトシは左フックで応戦。マッキーはスピンキックなどの多彩で威力のある攻撃を散らす。打撃戦ではサトシが押し込まれるものの、右フックや右ハイを振っていく。テイクダウンを警戒するマッキーに思い切りのいいサトシの打撃がいい感じで当たっている。
しかしマッキーの打ち返しも非常に危険、サトシも被弾しているが間一髪というような具合。
サトシ、ラフな打撃で展開を作り、うまくバックに組み付く。素晴らしい組み立て。サトシはマッキーをバックについたままとうとうグラウンドに引きずりこむ。残り時間は3分で時間は十分。サトシの四の字ロックががっちりマッキーの胴を締めている。
サトシはバックチョークのプレッシャーからパンチを散らしながらコントロールしていくが、さすがはマッキー、簡単にセットさせてくれない。残り一分、マッキーがボトムで激しく暴れ、なんとサトシを振りほどく。ボトムのサトシに対しマッキーさらに踏みつけ。マッキーはうっ憤が爆発したように攻勢へ出る。
残り10秒はお見合いでR終了。コーナーに返るサトシの足取りが非常に重い。勝負をかけた組み立てだったか。
3R
ハグからはじまる最終ラウンド。余力が見えるマッキーに対しサトシは振り絞るような前蹴りと右フック。テイクダウンを仕掛けるサトシに対してマッキーはなんとダースチョークをセット。目まぐるしい攻防でタイトなセットか。しかしサトシも体をひねりエスケープ。
スクランブルから今度はサトシがマッキーの首を取りフロントチョーク。こちらもタイト。ボトムから動かないマッキーがこちらも急に暴れて外す。両者お互いに肩を切らしながらにやりを笑い合う。実況席では死闘と表現。
残り二分、サトシが決死のテイクダウントライでトップを取る。成功。サトシがちからを振り絞りパスガード。残り90秒。サトシがマウントへ移行するタイミングでマッキーが暴れ。マウントは許さないがスクランブルからサトシがバックにつく。マッキーはグラウンドへ引きずりこもうとする展開を許さない。息をつく暇がない。
残り30秒、サトシはコーナーを背負いながらマッキーをバックチョークでセット。顎の上からだろう、食い込み切れずにマッキーが外す。残りの10秒はグラウンドでマッキーを締め上げようと努力するサトシだが、極めきれず。試合終了。あっという間の試合。
判定は3-0でマッキーの勝利。サトシも最後までマッキーを苦しめた。
これにてRIZIN vs. Bellatorの対抗戦はBellatorの全勝で幕。
RIZIN 40. は全試合通じてハズレのない素晴らしい試合ばかり。素晴らしい大会でした。