扇久保博正が「平良達郎 vs. ヘスス・アギラー」を勝敗予想 「平良選手の2Rギロチンチョーク」

2月3日に、RIZINファイターの扇久保博正が自身のYouTubeチャンネルを更新。「UFC 平良達郎 vs ヘスス・アギラー 勝敗予想」と題して、動画を投稿した。

平良達郎は、2月5日(日)にUFC3戦目を迎える期待の若手選手。最軽量のフライ級を主戦場にする平良は、ここまで12戦全勝の無敗レコードを継続しており、極めの強いオールラウンダーだ。

一方、平良と対戦するヘスス・アギラーは、メキシコ出身の26歳でMMA戦績8勝1敗。昨年の「DWCS」で勝利し、UFCとの契約を勝ち取った新人選手だ。ギロチンチョークを得意とするアギラーは、8勝のうち6つの一本勝ち誇るフィニッシャーである。

この両者の試合について、扇久保の勝敗予想を意訳してまとめていこう。

・勝敗予想

「平良選手、2Rギロチンチョーク

「アギラー選手は、打撃の中でテイクダウン狙ってくると思うので、そこでギロチンチョークで逆に平良選手が2R一本勝ちするんじゃないかと思いますね」

扇久保の予想は、なんと平良のギロチンチョークでの一本勝利。アギラーのお株を奪う形で、平良が2Rに一本を取ると大胆に予想した。

・ヘスス・アギラーについて

「ヘスス選手は、ギロチンが強い選手という感じです。背が小さいんですよね、見た目は下半身が細くて、上半身がタンクみたいな体をしている。上半身がガッチリしている」

扇久保は、アギラーの外国人選手特有の“上半身ガッチリ”タンク体型を指摘。アギラーは、身長162センチと平良の170センチより8センチも低い。ただ、その分アギラーの上半身は相当強く、組み技などでギリギリのせめぎ合いに持ち込まれると、アギラーのペースになっていく可能性がある。

・アギラーのファイトスタイルについて

「打撃が荒いですよね。被弾覚悟で思いっきり踏み込んで綺麗じゃないですけど、振り回すフックをしながら、相手が乗ってきたら、タックルを合わせてテイクダウンをして削っていく。最終的に、スクランブルで相手が疲れたところをギロチンで捉えて極めるっていう選手に見えた」

「試合を観た感じ、結構雑な所(あっさりテイクダウンをとられたり、雑な投げをしてマウントを奪われたり)が見られる」

扇久保は、アギラーの粗めなファイトスタイルを指摘。平良は、相手を削ったあとにギロチンで仕留めるというアギラーの得意パターンにはまらないように警戒する必要があるだろう。

・試合展開について

「アギラーは被弾してもいいくらいの覚悟で思いっきり踏み込んでパンチを振ってくるので、そこは平良選手すごいチャンスじゃないかなと思いますね。僕が観た感じ、平良選手の右ストレートが入るなと言う感じがしました」

扇久保は、アギラーの粗い打撃が平良にとってチャンスと語った。打撃面で平良は、右ストレートを得意としており、UFC初戦のカルロス・カンデラリオ戦でも、高精度のノーモーション右ストレートをヒットさせダウンを奪っている。

以上が、扇久保のYouTubeからのまとめである。扇久保も注目の平良達郎UFC3戦目は、明日2月5日の12時からUFC JapanのYouTubeチャンネルとABEMA TVで視聴可能である。また、同日には、風間敏臣と中村倫也によるROAD TO UFCバンタム級決勝と、木下憂朔のUFCデビュー戦(木下の試合は、UFC Fight Passの購入が必要)も行われ、必見の大会である。

明日は、日本人選手の世界での活躍に期待しよう。

 

※アイキャッチは扇久保博正 おぎちゃんねる Ogichannelより引用