平良達郎、UFC 3戦目。対戦相手ヘスス・アギラーとは何者か?

2月4日(日本時間では5日)ラスベガスで行われる「UFCファイトナイト・ラスベガス68」で日本の平良達郎(MMA戦績:12勝無敗)がフライ級でUFC3戦目を迎える。これまで、UFC2連勝と順調に勝ち進む平良の相手は、UFCデビュー戦となるヘスス・アギラー(MMA戦績:8勝1敗)に決定。メキシコ出身で26歳のアギラーは、昨年にUFCの登竜門「DWCS 6.5」に出場し、ギロチンチョークで一本勝ちしてUFCとの契約を手にしている。

アギラーは、強力なグラップラーで、8勝のうち6つの一本勝ちを収めている。しかも、そのうちの5つは、チョークでのフィニッシュによるもので、特筆すべきは、ギロチンチョークが4つもあることだ。寝技は、平良にとっても得意分野だが、このギロチンの多さは決して無視できなだろう。アギラーの、ギロチンでのフィニッシュは、以下のUFC公式Twitterから確認できる。

UFCの公式情報によると、体格面では、平良が身長170cm・リーチ177cmであるのに対し、アギラーは身長162cm・リーチ158cmで、身長・リーチともに平良が大きく上回っている。

平良は、リーチ差をいかした打撃戦でイニシアチブとり、寝技になっても、アギラーの得意な形に持っていかせないことが重要だろう。

今後の平良には、アギラーを下し、UFC3連勝でフライ級ランカーたちとの激突を期待したところだ。現在のUFCフライ級では、元RIZIN王者のマネル・ケイプが9位にランクインしており、対戦が決まれば盛り上がること間違いない。また、平良と同い年のムハンマド・モカエフは、平良と全く同じ身長・リーチをもち、9勝無敗でフライ級12位につけている。平良は昨年11月にTwitterでモカエフに対戦要求しており、実現すれば、無敗同士の注目カードとなるだろう。

今後も、“スーパーノヴァ”平良達郎の活躍を追っていこう。

※アイキャッチはAtelier Tatsuro Taira【official】より引用