2023年1月21日に公開された魔裟斗氏のYouTubeで、魔裟斗氏も朝倉未来の平本蓮訴訟問題について言及していた。
スタッフに経緯を魔裟斗氏は以下のように述べている。
意訳
・格闘技の選手だったら昔からあること
・煽り合いが「天心 vs. 武尊」につながる
・ファイターはリングで決着つけるのが一番
・ただ訴えるだけなら朝倉の株が落ちるのでは
魔裟斗氏のひとまずの印象としては、訴訟をせずに試合で決着をつけるのがいいと思っているようだ。その一方で今回の騒動について「朝倉未来の演出ではないか」と評価する場面も。
意訳
・裁判で戦うとなるとすごい因縁になる
・これだけの因縁であれば面白い
・朝倉が計算してたら大したもの
「朝倉未来の計算だとしたら」という前提はあるものの、”朝倉未来であれば試合の演出の一環として計算しうる” という評価だろう。さらに、実際に平本蓮と朝倉未来の試合についての印象も語っている。
意訳
・平本が実力をつけ、今後も強くなっている
・(朝倉としては)早くやっといた方がいい
魔裟斗氏が、「朝倉未来 vs. 平本蓮」に関してはすでに期待できるカードのひとつだと感じている印象を受ける。魔裟斗氏は平本蓮の成長に注目、朝倉未来の目線に立って「早く戦わないとしんどい相手になる」という旨の発言をしている。過去に魔裟斗氏は朝倉未来との対談(魔裟斗氏のYouTube)で「(平本蓮は)はやいうちに潰しておけば」と発言。
当然ながらこれは単純に「平本をつぶしてしまえ」という意味ではない。朝倉未来の目線に立ったうえで「敵は勝てるうちにきっちり倒しておいた方が得だ」という魔裟斗氏のシビアな勝負論を話しているまでだろう。
朝倉未来の目線に立ったあとは、K-1の後輩である平本蓮に対しての印象も話している。
意訳
・平本は強さに対しては純粋な気持ちを感じる
・トラッシュトークのやり方は平本なりの考えがあるはず
・同じような手法を使った自分も気持ちはわかる
このように、平本の成長のほかにもトラッシュトークに対する姿勢に理解を示している。過去に自分を売り込むために自分をヒールに見せて目立った経験がある魔裟斗氏らしい。さらに魔裟斗氏はトラッシュトークに対しての持論を続けた。
意訳
・若いころにSNSがあったら自分もやっていたかも
・実際は仕掛けている方はとても疲れる
魔裟斗氏によるとトラッシュトークはやらないで済むならやらない方が楽だという。実際にやらない選手は多いし、魔裟斗氏自身もK-1 MAxで優勝したあとはトラッシュトーカーというより、K-1や日本を代表する存在として振る舞うことが多くなった。トラッシュトークに労力を費やす必要がなくなったからであろう。
ちなみに、魔裟斗氏の本編の動画では、朝倉未来と戦う牛久の印象、年末の堀口恭司の印象についてや、皇治、安保瑠輝也についても話題にあがった。
さて、この朝倉未来の訴訟が計算かどうか真相はまだわからないが、魔裟斗氏が言うように試合を盛り上げる可能性は多いにある。今後も朝倉未来 vs. 平本蓮の盤外戦から目が離せない。
※アイキャッチは本動画のサムネイルより引用