八百長疑惑のクラウスはブックメーカーで働いていた

UFCで9勝を挙げている選手でありMMAコーチのジェームス・クラウスが何年もの間ブックメーカー(スポーツカジノ)で働いていたという情報が、ESPNより報じられた。

※サムネイルはESPNのウェブサイトより引用

報道元の記事によると、クラウスはアンティグア・バーブーダのドメインであるABCBetting.agというブックメーカーのエージェントとして働いていたとされている。

現在クラウスは2022年11月より政府機関からの八百長賭博疑惑をかけられ、UFCの出場停止処分中にありました。翌月12月にはニュージャージー州のギャンブル執行当局ほかは、クラウスに関わる全てのイベントへの賭けを一時的に停止している。

また、ファンの中にはこんな声も。

内容は十分なファイトマネーが支払わない限り、八百長は起きやすいという趣旨のもの。これは事実的な側面を語るとともに、ある種のクラウスへの擁護ともなる。

さらに、クラウスのコーチとしての手腕はかなり評判。クラウスがコーチをした選手の中には元UFCフライ級暫定王者であるブランドン・モレノも含まれる。

北米のMLBやNBA、UFCはもちろん、欧州はサッカーのトップリーグに至るまで、欧米のプロスポーツの裏には巨大なカジノ産業がある。これらの不正はカジノ産業はもちろんプロスポーツの価値を根幹から棄損しかねない恐れがあるため、クラウスのペナルティはかなり重いものになると予想できる。